ついに最後の大会、卒業大会が始まりました。
大会前の子供達は、どこか気が抜けていて、大丈夫かと心配もしましたが、
やる時はやる子達です!大人の心配など無意味でした。
思えば、1年前、新チームが結成された頃は、強かった上級生がごそっといなくなり、
頼りなさそうな現六年生達だけで、一年間戦い抜けるのだろうかといらぬ心配をしていました。
それが、冬から春、春から夏秋と、どんどんたくましくなっていきました。
今は、試合の当日、早朝の集合なのに、その30分前、1時間前、まだ薄暗い時間に、誰が言ったでもなく六年生が集まり自主練をしています。
そのちょっとの時間で野球が上達するわけではない、でも、やれるだけやっておきたいと思う気持ち、それがあるからこそ、試合中のどこかのワンプレーにつながり、最後まで諦めずに戦えているのかしれません。
いつも、ふざけて、バカなことばかりして、ちょっと目を離すとすぐ手を抜いて、そんな普通の子供達ですが、やっぱり君たちは普通じゃない。やらされる練習じゃなく、自らがうまくなりたい、勝ちたいと思う練習は、何倍も君たちを成長させているはず。
さあ、あとひとつ。
勝っても負けてもあと1回、このメンバーで本気で戦えるのはあと1回だけ。
勝つよ!